授乳中の痛みは、通常乳首の痛みが原因であり、特に出産後2~4日目ごろ母乳が出始めるときに起こります。 2 赤ちゃんは2~3時間おきにおっぱいを飲むため、乳首の痛みがすぐに悪化し、お母さまによっては乳首がひび割れたり、出血したり、水ぶくれになったりすることがあります。. 母乳分泌のきっかけとなるホルモンの変化はゆっくりと起きて、産後2日目から4日目まで終わらないため、最初の頃は母乳量が少ないものです。 2 赤ちゃんが十分に飲めていないのではないかと心配になるかもしれませんが、初期の赤ちゃんの胃袋は非常に小さく、また飲む回数も多いため、問題はありません。最初の数日間は、赤ちゃんが想定以上に体重を落としていないか、濡れたおむつと汚れたおむつの数が極端に少なくないか、脱水症状のサインが見られないかだけを心配してください。新生児のおしっことうんちの頻度については、新生児への授乳: 1週目に想定できることをご参照ください。. 母乳が出始めると、乳房が張り、固くなります。赤ちゃんが十分かつ頻繁におっぱいを飲んでいるのであれば、これは特に問題なく解決します。しかし、乳房が岩のように固くなり、触ると痛みがあったり、不快に感じたり、痛みも伴うお母さまもいらっしゃいます。このような状態を乳房うっ滞といいます。張っているおっぱいは、まるでそこで交通渋滞が起きているように、内側で活発な動きがあるため、かなり熱く感じる場合もあります。これは一時的で24~48時間続くことが多いですが、お母さまの乳首が平らになるため、うっ滞により赤ちゃんが吸いつきにくくなることもあります。 5. 母乳が出始めるとき、本当にたくさん出てくることがあります。最初の数週間は一時的な母乳過多になるかもしれませんが、すぐに落ち着きます。 7 それまでは、授乳直後でもずっとおっぱいが痛くて固く感じ、母乳がたくさん漏れる場合があります。赤ちゃんは射乳反射の力に咳きこんでゴホゴホ言い、授乳後に動くとすぐに吐き出し、また、おなかが気持ち悪くなったり、泡状で緑色がかったうんちを勢いよく出すことがあります。このような反応はすべて母乳過多である可能性を示していますが、おっぱいが授乳という新しい仕事に慣れれば自然と解決します。. Breastfeeding concerns at 3 and 7 days postpartum and feeding status at 2 months. Initiation of human lactation: secretory differentiation and secretory activation. J Mammary Gland Biol Neoplasia. Optimal positions for the release of primitive neonatal reflexes stimulating breastfeeding. Early Hum Dev. S3-guidelines for the treatment of inflammatory breast disease during the lactation period. Geburtshilfe Frauenheilkd. Academy of Breastfeeding Medicine Protocol Committee. ABM clinical protocol 4: Mastitisrevised March Breastfeed Med. ABM clinical protocol Engorgement. 母乳育児とさく乳 母乳育児のヒント 母乳育児の悩み 授乳1週目の6つのトラブルと解決方法. 母乳育児の悩み 授乳1週目の6つのトラブルと解決方法 おすすめの記事: 8 min. Medela 記事を共有する. 新生児への授乳でお困りなことはありませんか? 産後1週目の授乳によくあるトラブルに関する、専門家からのヒントをご紹介します。. おっぱい が 痛い 授乳 3: 母乳の量が十分ではありません 母乳分泌のきっかけとなるホルモンの変化はゆっくりと起きて、産後2日目から4日目まで終わらないため、最初の頃は母乳量が少ないものです。 2 赤ちゃんが十分に飲めていないのではないかと心配になるかもしれませんが、初期の赤ちゃんの胃袋は非常に小さく、また飲む回数も多いため、問題はありません。最初の数日間は、赤ちゃんが想定以上に体重を落としていないか、濡れたおむつと汚れたおむつの数が極端に少なくないか、脱水症状のサインが見られないかだけを心配してください。新生児のおしっことうんちの頻度については、新生児への授乳: 1週目に想定できることをご参照ください。 解決方法 ラクテーション・コンサルタント 、母乳育児の専門家、または医療従事者など、お母さまの母乳量に問題があるかを評価できる人に サポートを求めてください 。できるだけ早い方が望ましいです。 スケジュールどおりでなくても、欲しがったらあげるようにしてください。 産後1週目の新生児は、昼も夜も少なくとも2~3時間に1回(もっと多い場合もあります)はおっぱいを欲しがります。この頻度がお母さまの母乳量の安定化に役立ちます。 ご自身のケアをしてください。 新生児がいるとなかなか時間を取れませんが、できるときに休息をとり、しっかりと食事をし、授乳に集中できるよう可能な限り家事や上のお子さまのお世話についてサポートを受けることを心掛けてください。 さく乳を試してください。 赤ちゃんが頻繁に飲んでいて、まだ体重が増えていない場合は、ラクテーション・コンサルタントまたは母乳育児の専門家が母乳量の安定化のためにさく乳を推奨するかもしれません。母乳がまだ出始めない場合、Medela Symphony(メデラシンフォニー)病院向け電動さく乳器には、最初の数日の新生児の吸てつパターンををまねた「INITIATE(開始)」プログラムがあります。. トラブル 4: おっぱいが本当に張っていて固いです 母乳が出始めると、乳房が張り、固くなります。赤ちゃんが十分かつ頻繁におっぱいを飲んでいるのであれば、これは特に問題なく解決します。しかし、乳房が岩のように固くなり、触ると痛みがあったり、不快に感じたり、痛みも伴うお母さまもいらっしゃいます。このような状態を乳房うっ滞といいます。張っているおっぱいは、まるでそこで交通渋滞が起きているように、内側で活発な動きがあるため、かなり熱く感じる場合もあります。これは一時的で24~48時間続くことが多いですが、お母さまの乳首が平らになるため、うっ滞により赤ちゃんが吸いつきにくくなることもあります。 5 解決方法 赤ちゃんに頻繁に授乳してください。 24時間に少なくとも8~12回は授乳するよう心掛けてください。これがこの状況における主な治療法です。他のヒントやアドバイスについては、おっぱいの張りに関する当社の記事をお読みください。 6,7 症状が48時間以上続く、お母さまが発熱する、または張っているせいで赤ちゃんがおっぱいを飲めない場合は 医療従事者に相談するか、 またはラクテーション・コンサルタントか母乳育児の専門家にご相談ください。. トラブル 5: おっぱいから母乳が漏れます 母乳が出始めると、授乳初期に母乳が漏れ出ることは非常によく見られることです。赤ちゃんに片方のおっぱいから授乳しているとき、睡眠中にうつぶせになったとき、または他の赤ちゃんがスーパーで泣いているときなど、何かが不意に射乳反射を刺激したときに、おっぱいから母乳が漏れ出すことがあります。母乳の漏れは通常6週間前後で落ち着きます。 解決方法 昼も夜もブラの内側に使い捨てまたは洗濯可能な母乳パッドを着用して、 衣服が汚れないようにしてください 。 一滴もムダにしないでください。 ミルクコレクションシェル(日本未発売)はブラの内側にフィットして漏れ出た母乳を集めます。母乳パッドでは吸いきれない量が漏れるとき、役に立ちます。集まった母乳を保存したい場合は保存することもできますが、授乳中に集まった母乳だけにしてください。滅菌容器に保管し、その場で赤ちゃんに与えない場合はすぐに冷蔵庫に保管して、24時間以内に使用してください。コレクションシェルを2~3時間以上続けて着用することはしないでください。または授乳時にもう片方の乳首からしたたる場合は、シリコン母乳コレクターをお試しください。集めた母乳は保存して、後で赤ちゃんに飲ませることもできます。. トラブル 6: 母乳量が多すぎる気がします 母乳が出始めるとき、本当にたくさん出てくることがあります。最初の数週間は一時的な母乳過多になるかもしれませんが、すぐに落ち着きます。 7 それまでは、授乳直後でもずっとおっぱいが痛くて固く感じ、母乳がたくさん漏れる場合があります。赤ちゃんは射乳反射の力に咳きこんでゴホゴホ言い、授乳後に動くとすぐに吐き出し、また、おなかが気持ち悪くなったり、泡状で緑色がかったうんちを勢いよく出すことがあります。このような反応はすべて母乳過多である可能性を示していますが、おっぱいが授乳という新しい仕事に慣れれば自然と解決します。 解決方法 射乳反射の力を弱めるために、授乳時は毎回、最初は 手で少量の母乳をさく乳してください 。 赤ちゃんが母乳の流れをうまくコントロールできるように、 リクライニング抱きの授乳姿勢を試してください 。または、横抱き( 腕に肩を挟んで抱く)をして、赤ちゃんの頭が少し後ろに傾いてお母さまの手首に寄りかかるようにしてください。赤ちゃんの身体がお母さまに寄りかかり、斜めに傾いた状態になります。 優しくゆっくりと待ちましょう。 授乳中も授乳後も、赤ちゃんが休息して母乳を消化できるようにしてください。赤ちゃんの周りをあまりにも多く、またはあまりにも速く動き回ると、赤ちゃんは吐き気を催します。赤ちゃんは成長するにつれて、いずれにしてもスピードがゆっくりになる母乳の流れにうまく対応できるようになります。 母乳が出始めたときに赤ちゃんがうまく飲みきれないようであれば、溢れた母乳を吸い取るために タオルまたはモスリンコットンを使用してください 。また、漏れ出る母乳を受けるためにもう片方のおっぱいにシリコン母乳コレクターを着けてください。 数週間たっても問題が解決しない場合は、 ラクテーション・コンサルタントまたは母乳育児の専門家にアドバイスを求めてください。 お母さまを診察し、母乳量を減らす必要がある場合は、片胸の授乳または授乳の中止を提案します。 もっと読む: 今後数週間の授乳の難しさと1か月目以降の授乳の課題. ブレストシェル 乳首に痛みまたは傷がある場合に、Medela ブレストシェルが乳首を守り、衣類でこすれることを防ぎます。. オーガニックニップルバーム 授乳期のデリケートな乳頭や乾燥肌をケアするオーガニックバーム。 %天然由来成分で構成されており、お母さま、赤ちゃんにも優しくご使用いただけます。授乳前にふき取る必要はありません。. ハイドロジェルパッド 母乳育児中の乳頭をやさしくケア。水分たっぷりのMedelaハイドロジェルパッドがおっぱいを保護します。. アプリをダウンロード! Medela Familyは、妊娠中から母乳育児期まで、授乳や赤ちゃんのお世話の記録ができるアプリです。 妊娠 母乳育児 さく乳. 関連記事 興味をお持ちいただけそうな記事. 授乳のヒント 11 種類の授乳姿勢 くわしく読む. 授乳のヒント 上手におっぱいを口にふくませるためのシンプルな6つのステップ くわしく読む. さく乳のヒント さく乳器の選び方 くわしく読む.
【助産師監修】 授乳中のおっぱいの痛みの原因とは?
授乳1か月目 9つのトラブルと解決方法 授乳中の痛みは、通常乳首の痛みが原因であり、特に出産後2~4日目ごろ母乳が出始めるときに起こります。2赤ちゃんは2~3時間おきにおっぱいを飲むため、乳首の痛みがすぐに お産を終えて3~5日頃に多いですが、おっぱいが張ってきて痛みがある状態を「乳房緊満:にゅうぼうきんまん」と言います。「おっぱいが張っている=母乳が 授乳1週目の6つのトラブルと解決方法母乳は血液から作られている為、 血流が悪いと 乳汁の流れも悪くなり、 乳腺炎を起こしやすくなります 。. ABM Clinical Protocol Persistent pain with breastfeeding. アプリをダウンロード! Medela Familyは、妊娠中から母乳育児期まで、授乳や赤ちゃんのお世話の記録ができるアプリです。 妊娠 母乳育児 さく乳. ストレス、疲労、睡眠不足でも血液の循環が悪くなり、乳腺炎を起こす誘因となる為、周りの家族の援助も得ながら、ぐっすりと眠って 十分な休息 をとるようにしましょう。. トラブル 5: おっぱいから母乳が漏れます 母乳が出始めると、授乳初期に母乳が漏れ出ることは非常によく見られることです。赤ちゃんに片方のおっぱいから授乳しているとき、睡眠中にうつぶせになったとき、または他の赤ちゃんがスーパーで泣いているときなど、何かが不意に射乳反射を刺激したときに、おっぱいから母乳が漏れ出すことがあります。母乳の漏れは通常6週間前後で落ち着きます。 解決方法 昼も夜もブラの内側に使い捨てまたは洗濯可能な母乳パッドを着用して、 衣服が汚れないようにしてください 。 一滴もムダにしないでください。 ミルクコレクションシェル(日本未発売)はブラの内側にフィットして漏れ出た母乳を集めます。母乳パッドでは吸いきれない量が漏れるとき、役に立ちます。集まった母乳を保存したい場合は保存することもできますが、授乳中に集まった母乳だけにしてください。滅菌容器に保管し、その場で赤ちゃんに与えない場合はすぐに冷蔵庫に保管して、24時間以内に使用してください。コレクションシェルを2~3時間以上続けて着用することはしないでください。または授乳時にもう片方の乳首からしたたる場合は、シリコン母乳コレクターをお試しください。集めた母乳は保存して、後で赤ちゃんに飲ませることもできます。. こまめに色々な方向から授乳をする 横抱き・縦抱き・脇抱き(フットボール抱き)など。 (注意)授乳間隔は3時間以上あけないようにしましょう。 (注意)授乳時は、しこりから乳頭に向け手で押しながら授乳するとしこりが軽減することがあります。 搾乳をする ママの休息をとる (注意)ひどい乳腺炎は体力を消耗します。また、乳腺炎はママの疲労がたまった時になりやすいです。 周りの人の力をかりて、身体を休める時間を作りましょう。 (注意)痛みがある部分は温めず、水で濡らしたタオルなどをあて冷やすと痛みがやわらぐ場合があります。 冷やしすぎず、乳頭・乳輪部は冷やさないようにしましょう。.
トラブル 2: 赤ちゃんがきちんと吸いついていません
母乳の通り道である乳管が十分に開いていない、赤ちゃんが母乳を飲む力が弱い、授乳の間隔があき過ぎた、などの原因で母乳が乳管内に溜まりがちになり、炎症をおこします。 もし、おっぱいがパンパンに張っている、授乳する時に痛みがあるような場合は、乳腺炎の可能性がありますので、悪化させない為にも早めの対処が必要です。 うっ滞性乳腺炎 授乳中の痛みは、通常乳首の痛みが原因であり、特に出産後2~4日目ごろ母乳が出始めるときに起こります。2赤ちゃんは2~3時間おきにおっぱいを飲むため、乳首の痛みがすぐに母乳分泌のきっかけとなるホルモンの変化はゆっくりと起きて、産後2日目から4日目まで終わらないため、最初の頃は母乳量が少ないものです。 2 赤ちゃんが十分に飲めていないのではないかと心配になるかもしれませんが、初期の赤ちゃんの胃袋は非常に小さく、また飲む回数も多いため、問題はありません。最初の数日間は、赤ちゃんが想定以上に体重を落としていないか、濡れたおむつと汚れたおむつの数が極端に少なくないか、脱水症状のサインが見られないかだけを心配してください。新生児のおしっことうんちの頻度については、新生児への授乳: 1週目に想定できることをご参照ください。. 授乳のヒント 1か月目以降の授乳: よくあること くわしく読む. 医療機関などでは、授乳中でも可能な抗生剤や漢方薬などの処方をされたり、おっぱいマッサージを受けることで症状が治まる場合があります。 また、奈良県助産師会の助産院などでもおっぱいマッサージや授乳指導をされています。詳しくは 奈良県助産師会のホームページ(外部リンク) をご参照ください。. あなたの赤ちゃんは 何枚のおむつを使った? スワイプして赤ちゃんの月齢を選ぶ 赤ちゃんの月齢を選ぶ か月 枚. この記事に関するお問い合わせ先 こども家庭課 奈良県橿原市内膳町(市役所分庁舎) 電話: お問い合わせフォーム. Wakayama Japan. Journal Am Board Fam Med. 登録はこちらから メールアドレス. すくすくポイント 登録特典 スタジオアリスクーポン 診断テスト・ガイド 育児アドバイス. Breastfeed Med. オーガニックニップルバーム 授乳期のデリケートな乳頭や乾燥肌をケアするオーガニックバーム。 %天然由来成分で構成されており、お母さま、赤ちゃんにも優しくご使用いただけます。授乳前にふき取る必要はありません。. 母乳分泌過多症、すなわち 母乳過多 は、お母さまと赤ちゃんにとって授乳が難しくなる原因となります。お母さまがおっぱいが張って母乳の漏れや不快感に悩まされている一方で、赤ちゃんは一生懸命に吸いつこうとし、最初に流れ出た母乳でのどが詰まり始め、うまく飲むことができない可能性があります。 6. トラブル 6: 母乳量が多すぎる気がします 母乳が出始めるとき、本当にたくさん出てくることがあります。最初の数週間は一時的な母乳過多になるかもしれませんが、すぐに落ち着きます。 7 それまでは、授乳直後でもずっとおっぱいが痛くて固く感じ、母乳がたくさん漏れる場合があります。赤ちゃんは射乳反射の力に咳きこんでゴホゴホ言い、授乳後に動くとすぐに吐き出し、また、おなかが気持ち悪くなったり、泡状で緑色がかったうんちを勢いよく出すことがあります。このような反応はすべて母乳過多である可能性を示していますが、おっぱいが授乳という新しい仕事に慣れれば自然と解決します。 解決方法 射乳反射の力を弱めるために、授乳時は毎回、最初は 手で少量の母乳をさく乳してください 。 赤ちゃんが母乳の流れをうまくコントロールできるように、 リクライニング抱きの授乳姿勢を試してください 。または、横抱き( 腕に肩を挟んで抱く)をして、赤ちゃんの頭が少し後ろに傾いてお母さまの手首に寄りかかるようにしてください。赤ちゃんの身体がお母さまに寄りかかり、斜めに傾いた状態になります。 優しくゆっくりと待ちましょう。 授乳中も授乳後も、赤ちゃんが休息して母乳を消化できるようにしてください。赤ちゃんの周りをあまりにも多く、またはあまりにも速く動き回ると、赤ちゃんは吐き気を催します。赤ちゃんは成長するにつれて、いずれにしてもスピードがゆっくりになる母乳の流れにうまく対応できるようになります。 母乳が出始めたときに赤ちゃんがうまく飲みきれないようであれば、溢れた母乳を吸い取るために タオルまたはモスリンコットンを使用してください 。また、漏れ出る母乳を受けるためにもう片方のおっぱいにシリコン母乳コレクターを着けてください。 数週間たっても問題が解決しない場合は、 ラクテーション・コンサルタントまたは母乳育児の専門家にアドバイスを求めてください。 お母さまを診察し、母乳量を減らす必要がある場合は、片胸の授乳または授乳の中止を提案します。 もっと読む: 今後数週間の授乳の難しさと1か月目以降の授乳の課題. Article duration. キーワード検索 キーワード検索. さく乳のヒント さく乳器の選び方 くわしく読む. わかりやすかった 普通 わかりにくかった. ABM clinical protocol 4: Mastitis , revised March さく乳のヒント さく乳器の選び方 くわしく読む. ABM clinical protocol Engorgement. 授乳のヒント 11 種類の授乳姿勢 くわしく読む. トラブル 3: 母乳の量が十分ではありません 母乳分泌のきっかけとなるホルモンの変化はゆっくりと起きて、産後2日目から4日目まで終わらないため、最初の頃は母乳量が少ないものです。 2 赤ちゃんが十分に飲めていないのではないかと心配になるかもしれませんが、初期の赤ちゃんの胃袋は非常に小さく、また飲む回数も多いため、問題はありません。最初の数日間は、赤ちゃんが想定以上に体重を落としていないか、濡れたおむつと汚れたおむつの数が極端に少なくないか、脱水症状のサインが見られないかだけを心配してください。新生児のおしっことうんちの頻度については、新生児への授乳: 1週目に想定できることをご参照ください。 解決方法 ラクテーション・コンサルタント 、母乳育児の専門家、または医療従事者など、お母さまの母乳量に問題があるかを評価できる人に サポートを求めてください 。できるだけ早い方が望ましいです。 スケジュールどおりでなくても、欲しがったらあげるようにしてください。 産後1週目の新生児は、昼も夜も少なくとも2~3時間に1回(もっと多い場合もあります)はおっぱいを欲しがります。この頻度がお母さまの母乳量の安定化に役立ちます。 ご自身のケアをしてください。 新生児がいるとなかなか時間を取れませんが、できるときに休息をとり、しっかりと食事をし、授乳に集中できるよう可能な限り家事や上のお子さまのお世話についてサポートを受けることを心掛けてください。 さく乳を試してください。 赤ちゃんが頻繁に飲んでいて、まだ体重が増えていない場合は、ラクテーション・コンサルタントまたは母乳育児の専門家が母乳量の安定化のためにさく乳を推奨するかもしれません。母乳がまだ出始めない場合、Medela Symphony(メデラシンフォニー)病院向け電動さく乳器には、最初の数日の新生児の吸てつパターンををまねた「INITIATE(開始)」プログラムがあります。. トラブル 5: おっぱいから母乳が漏れます 母乳が出始めると、授乳初期に母乳が漏れ出ることは非常によく見られることです。赤ちゃんに片方のおっぱいから授乳しているとき、睡眠中にうつぶせになったとき、または他の赤ちゃんがスーパーで泣いているときなど、何かが不意に射乳反射を刺激したときに、おっぱいから母乳が漏れ出すことがあります。母乳の漏れは通常6週間前後で落ち着きます。 解決方法 昼も夜もブラの内側に使い捨てまたは洗濯可能な母乳パッドを着用して、 衣服が汚れないようにしてください 。 一滴もムダにしないでください。 ミルクコレクションシェル(日本未発売)はブラの内側にフィットして漏れ出た母乳を集めます。母乳パッドでは吸いきれない量が漏れるとき、役に立ちます。集まった母乳を保存したい場合は保存することもできますが、授乳中に集まった母乳だけにしてください。滅菌容器に保管し、その場で赤ちゃんに与えない場合はすぐに冷蔵庫に保管して、24時間以内に使用してください。コレクションシェルを2~3時間以上続けて着用することはしないでください。または授乳時にもう片方の乳首からしたたる場合は、シリコン母乳コレクターをお試しください。集めた母乳は保存して、後で赤ちゃんに飲ませることもできます。. 乳管が十分に開いていない、赤ちゃん が母乳を飲む力が弱い等の理由から、乳汁が溜まりがちになる. トラブル 1: 乳房に痛みを伴うしこりがあります 授乳期の乳房にあるしこりやこぶには様々な原因があります。最も一般的なものは乳管閉塞、つまり母乳による詰まりであり、ヒリヒリとした痛みや圧痛を伴う固いしこりの原因となります。 解決方法 1—3 母乳を与えたり出したりするときは特に、詰まりを解消するために 症状がある部分をマッサージしてください 。 不快感を和らげるために、授乳前に 温めたタオルを優しく乳房に当ててください 。または、温かいお風呂に入ったりシャワーを浴びてみてください。 乳腺炎につながるような母乳の蓄積を避けるため、 通常どおり授乳を続けてください 。 きちんと母乳が流れているか確認するため、また乳管がふたたび正しい働きができるよう、詰まりの解消を助けるためにも、授乳後に 症状がある乳房から さく乳 してみてください 。Medela (メデラ) のフルラインナップ さく乳器ポートフォリオ では、お母さまのニーズに合ったものを選ぶことができます。 超音波治療について聞いてみましょう。 乳管閉塞が再発した場合、母乳の流れを取り戻すために、この治療法をラクテーション・コンサルタントまたは母乳育児の専門家が推奨する場合があります。この治療は、理学療法士がおこないます。 感染症のサイン(赤く、痛みを伴う乳房、または高熱、うずきと痛み、頭痛といったインフルエンザに似た症状)に気づいた場合、またはしこりが授乳と関係ないと思われる場合は、 医療従事者にご相談ください 。. 赤ちゃんのお腹が空いている時はできるだけ頻繁に授乳を行い、 授乳の時間を空けすぎないようにしましょう。赤ちゃんが母乳を飲みたくないようであれば、搾乳して排乳するのも1つの方法です。詰まった母乳を早く出すようにしましょう。. トラブル 6: おっぱいの大きさが左右で違います 赤ちゃんが片胸ばかり吸いつきたがったり、片胸の母乳量が多かったりすると、これにより両胸の大きさや形に違いがでることがあります。これはとても一般的なことであり、授乳時に何かトラブルを起こすことはありません。お母さまや赤ちゃんに支障がなければ対応は必要ありませんが、気になる場合は以下を試してみることもできます。 解決方法 通常赤ちゃんは最初に勢いよく吸いつくので、授乳のたびに あまり使わない方のおっぱいを先にあげてください 。 効率性が低い方の胸の分泌量増加を助けるために、 さく乳器を使用してください 。 張っているおっぱいを気にかけてください。 また、乳管閉塞や乳腺炎にならないためには、大きい方から授乳するようにする必要があります。 医療機関を受診してください。 まれに耳の感染症により赤ちゃんが片側からしか飲まない場合があります。その場合、特定の姿勢が不快になるため、縦抱きが役に立ちます。他にも、乳房が感染症にかかっていると、母乳の味が変わり、赤ちゃんが嫌がる場合があります。. Aust fam physician. ストレスや疲労: 夜中の授乳でママが寝不足だったり、疲れたりしていませんか?ストレスがたまると乳腺が詰まりやすくなると言われています。休める時にはゆっくりと休むようにして、ストレスをためないように心がけましょう。. 正しい授乳ポジションがよく判らない、というママは、 パンパースの5つの授乳姿勢とアドバイス を参考にしてみてくださいね。 また、授乳の間に、両方のおっぱいの母乳を出し切れるよう、授乳相談室にアドバイスを求めたり、授乳に関する正しいテクニックなどを助産師さんから教わるのも良いアイデアですね。.