閉経 とは、「月経が永久に停止した状態」のことです。1年以上月経が来ない状態が続いたときに、閉経と判断できます。. 閉経前の5年間と閉経後の5年間を合計した10年間の期間を 更年期 といい、この時期には閉経に向けて女性の体にさまざまな変化が起こります。. そこでここでは、Japan Sex Surveyが公表した『 日本人のセックス経験・頻度・目的の現状 【年】 』の調査結果を見てみましょう。. 何歳までセックスができるかは一概には言えないものの、中には 70代を過ぎてもセックスを継続中 というデータもあります。. 厚生労働省が公表した データ によれば、令和3年度の50歳以上の人工妊娠中絶件数は19件となっており、完全に閉経したと判断できるまでは、コンドームや子宮内避妊器具(ミレーナ)などによる避妊が必要です。. 更年期にエストロゲンの分泌量が低下すると、膣の粘膜を保護する分泌液が減り、 膣が乾燥しがち に。また、膣が萎縮しハリも失われてしまいます。. 不正出血を伴うとおりものが茶色くなる こともあり、なんらかの病気が原因でおりものが変化している可能性も。閉経前後に気になるおりものの変化があった場合は、婦人科で相談してみましょう。. エストロゲンの減少は、尿路機能にも影響を与えます。 頻尿 、排尿障害、尿失禁、 膀胱炎 を繰り返しやすいなどの症状が起こることもあります。. 閉経前後の女性に多く見られるのが、膣の潤い低下による 性交痛 です。痛みが起こることで快感や安らぎを得ることが難しくなり、セックスそのものが苦痛になってしまうことも。. Japan Sex Surveyの データ によれば、20代が また、 デリケートゾーンの乾燥は臭いやムズムズ感、かゆみ につながるため、乾燥が進む閉経前後からは、デリケートゾーンもしっかり保湿するのがおすすめ。. 今は デリケートゾーン専用ケアオイル など、さまざまな商品が登場しています。日常的にケアすることで、不快感や悩みを軽減できるかもしれません。. 定期的な 骨盤底筋体操(ケーゲル体操) は、膣への血流を増加させて弾力を高め、膣萎縮のリスクを減らせます。. 入会申込 ログイン. ハルメク電子版 バックナンバー1年分が読める. 買い物 厳選した商品を品揃え. イベント 知りたいことがたくさん. ハルトモ倶楽部 読者のリアルライフ. プレゼント 豪華商品をプレゼント. クーポン お得なクーポンがいっぱい. トピックス 知りたい情報がいっぱい. 素朴な疑問 一問一答で明快に回答します. ホーム ここだけの話 恋愛と性 閉経・更年期のセックス事情!疑問や悩み&治療と工夫. HALMEK up編集部 HALMEK up編集部 「今日も明日も、楽しみになる」大人女性がそんな毎日を過ごせるように、役立つ情報を記事・動画・イベントでお届けします。 ライター記事一覧. みんなの コメント. ここだけの話 恋愛と性. 美と健康 健康・運動.
閉経は何歳くらいから?セックスライフや更年期との関係性について解説
医療・医学ニュース メディカルトリビューン | Medical Tribune 熟年世代では性交渉が一年間全くなかった人は、男女とも約四分の一を占め、その性交停止年齢は女性五十二歳、男性五十七歳であり、女性は閉経後ほどなくである。またその 閉経後3年たつと、女性ホルモンの低下によるGSM(閉経関連尿路生殖器症候群)が50%前後の女性に起こります。GSMになるとフェムゾーン(腟と外陰)の粘膜と皮下組織の薄く弱く 閉経は何歳くらいから?セックスライフや更年期との関係性について解説 | コラム一覧| 東京の婦人科形成・小陰唇縮小・婦人科形成(女性器形成)・包茎手術・膣ヒアルロン酸クリニックHRTとはHormone Replacement Therapyの略です。更年期にかけて減少するエストロゲンを外的に補充します。 内服薬、貼付薬、ジェルなどがあり、エストロゲンとプロゲステロンが入っているもの、エストロゲンだけのものなどがあります。 更年期症候群の全身症状がある場合にはHRTを行いますが、GSMの症状のみ(局所の症状のみ)の場合は腟剤飲みの投与を局所的に行います。エストロゲンが腟粘膜へ直接作用することで症状の緩和が見込めます。. 無料で「産婦人科医・重見大介の本音ニュースレター」をメールでお届けします。 コンテンツを見逃さず、購読者限定記事も受け取れます。. 誘発性膣前庭痛(PVD)は膣の入り口の感受性が高くなった状態で、少し触れただけでも痛みを感じるものです。 原因ははっきりとしていませんが、神経経路と脳の一部が物理的に変化して感受性が高くなると考えられています。骨盤筋の緊張があると痛みが増したり、性交後に膣の灼熱感が生じたりすることもあります。. お役だち ニュース. 卵巣に発生した腫瘍のうち、袋のような嚢胞の形をしたものを卵巣嚢腫と呼びます。ほとんどが良性で20~40代に多い病気です。通常は2~3㎝くらいの大きさの卵巣ですが、嚢腫が大きくなると30㎝を超えることもあります。 症状としてはお腹の張り、下腹部痛、頻尿などです。性交時に違和感や痛みを伴うことで気づいたり、嚢腫が破裂したり、捻転という嚢腫がねじれてしまうことで、強い下腹部痛があり、病気がわかることもあります。.
閉経前後のセックスにまつわる悩み
その結果、セックスレス(性的活動が月1回未満)の女性は、性的に活発(同週1回以上)な女性に比べて、早期に閉経を迎えるリスクが高いことが明らかになった。 更年期の性交痛に関して解説しました。 エストロゲンの低下に伴って性交痛が出現するということがよくわかります。女性ホルモンは偉大です。 プライベート 熟年世代では性交渉が一年間全くなかった人は、男女とも約四分の一を占め、その性交停止年齢は女性五十二歳、男性五十七歳であり、女性は閉経後ほどなくである。またその性交痛を伴う原因が子宮や卵巣の病気である場合には、根本的に病気を取り除く、小さくするための手術や薬物治療などをすすめられます。 それらにより、性交時痛が改善することでしょう。しかし、萎縮性膣炎のような、生命をおびやかすような病気ではない場合、対症療法としてさまざまな方法が考えられます。. 女性が持つ卵胞(卵子を包む袋のようなもの)の数は、生まれる前(つまり胎児期)にすでに決まっており、出生時点で数百万個ありますが、これは有限で生まれた後には増えません。思春期になる時点で、卵胞の数は約40〜50万個まで減少し、 卵胞が残り個未満になると閉経する とされています。(文献1). 大陰唇は、脂肪でふっくらとした左右一対の部位で、外性器に含まれる部位の1つです。 セックス時の衝撃から守る役割がありますが、閉経後は大陰唇の組織が萎縮したり、皮膚にたるみが出るようになります。エストロゲンの減少は、大陰唇にも影響を与えており、. 無料で「産婦人科医・重見大介の本音ニュースレター」をメールでお届けします。 コンテンツを見逃さず、購読者限定記事も受け取れます。. 卵巣の活動が加齢に伴って徐々に弱まり、月経がこない状態が1年間続いた時に、1年前を振り返って「閉経した」と判断します。個人差はありますが、 日本の平均閉経年齢は約 当院は全国的にもインティマレーザーの治療経験が多いです。 ただし、高価な治療ですので適応をかなり厳密に絞っています。インティマレーザーに関してさらに詳しく知りたい方はこちらから( インティマレーザーの尿もれや黒ずみへの治療効果は?料金や副作用について解説 ). 閉経前の5年間と閉経後の5年間を合計した10年間の期間を 更年期 といい、この時期には閉経に向けて女性の体にさまざまな変化が起こります。. 簡単にいうと、レーザーの種類が異なり、効果のある部位が異なります。そのため症状によってどのレーザーが一番効果があるかが異なってきます。インティマレーザーはエルビウムYAGレーザーという非侵襲型のレーザーになります。 組織を完全に焼灼することなく(多くのCO2レーザー、モナリザタッチなどは組織を焼き切ってしまいます)、粘膜組織の再活性を促進します。そのためダウンタイムが非常に少ない点がモナリザタッチとは異なります。また、腟HIFUは粘膜組織には直接効果がない(メインは筋層に効果があります)のでGSMや性交痛にはあまり効果がないのが現状です。 インティマレーザーの性交痛、GSMに対する効果に関しては数多くのレベルの高い論文で証明されています。. 閉経とは、月経が停止した状態を指します。 ここをお読みいただいている方の中には、「生理が来なくなる=閉経」という風に捉えている方もいらっしゃるでしょう。ですが、医学的には「月経がない状態が自然に1年以上続いた場合」を閉経と判断しています。よって、生理が来ないなら即閉経になるという訳ではありません。. 卵巣に発生した腫瘍のうち、袋のような嚢胞の形をしたものを卵巣嚢腫と呼びます。ほとんどが良性で20~40代に多い病気です。通常は2~3㎝くらいの大きさの卵巣ですが、嚢腫が大きくなると30㎝を超えることもあります。 症状としてはお腹の張り、下腹部痛、頻尿などです。性交時に違和感や痛みを伴うことで気づいたり、嚢腫が破裂したり、捻転という嚢腫がねじれてしまうことで、強い下腹部痛があり、病気がわかることもあります。. 性交痛は様々な要因が関係しますが、腟粘膜の萎縮、乾燥が大きな誘因の一つではあります。 当院では専門医がいろいろな治療の選択肢から適切な治療を選択します。なかなか人には相談しにくい症状です。専門医に初めから相談する方が安心ですよ。. HRTの腟錠(エストリオール錠)は保険適応になります。 それ以外の潤滑剤や、インティマレーザーの治療は自費診療になります。 まずは保険適応でできる治療から始めて、効果を見てレーザー治療などを考える順序が多いですよ。 中には効果の即効性、利便性を優先して保険治療と自費治療を組み合わせて行うこともあります。. ですが、年齢を重ねると司令塔である脳が命令しても卵子が育たなくなり、女性ホルモンが分泌されにくくなります。 他の臓器と同様に卵巣も衰えていくためです。そうして段々と生理までの間隔が段々と空き、経血の量も減っていきながら、やがては閉経へと至ります。. 痛みのある部分を刺激しない方法としては、石けんや入浴剤、締め付けのきつい下着など、刺激物となる可能性のあるものを避けることも必要です。 性交時には潤滑作用のある水性のゼリー、刺激の少ないコンドームを使用、性交時の体位を変えるなどの工夫もあります。 また、挿入以外のスキンシップを楽しむこともときには必要です。最近ではいわゆるアダルトグッズもスタイリッシュなものが多く、それほど抵抗感なく使えるようになっています。. セックス(性行為)の頻度 については、インタビュー等での調査に基づいて、その時期によって変動する指標が作られ、それを分析に使用しました。質問には以下が含まれました。かなりプライベートな内容なのでそう簡単に実施できる調査でもなく、そういった意味でもこの研究の価値が高いなと感じます。. 素朴な疑問 一問一答で明快に回答します. 更年期の性交痛の多くはこの部分の痛みです。 外陰部、膣入り口(膣前庭部)はエストロゲンの影響を強く受けています。そのため、更年期になるとエストロゲンの量が減少するため、粘膜の萎縮が起こったり、膣の伸縮が悪くなったり、膣の潤滑液の分泌が悪くなったりします。 これらによって、挿入時にスムーズにはいらない、行為中もなかなかスムーズにならないなどの症状がでます。 デリケートゾーンの洗浄を過度にし過ぎることで膣粘膜の環境が悪くなることで、萎縮が早くなる方もいます。. 膣の乾燥を治療せずに放置すると、感染症のリスクが高まり、性交中に不快感を引き起こす可能性があります。また、膣組織の薄化や弾力性の低下を引き起こす可能性もあります。 更年期障害の原因となるホルモン欠乏症は何ですか? 更年期では、女性の身体のなかで大きな変化があります。 そのひとつが女性ホルモン(エストロゲン)の低下です。閉経前後では女性ホルモンを分泌している卵巣の機能が低下してきます。そのため女性ホルモンの低下が起こりますが、これらは月経や妊娠・出産に関わるだけではなく、健康を維持するためのものでもあるのです。 こうした女性ホルモンに関する影響で、性交時に痛みを伴うことがあります。原因として考えられるのは、以下のようなものです。. ここだけの話 恋愛と性. お役だち ニュース. また、 デリケートゾーンの乾燥は臭いやムズムズ感、かゆみ につながるため、乾燥が進む閉経前後からは、デリケートゾーンもしっかり保湿するのがおすすめ。. これらの治療法と予防法について詳しく知りたい方は 女性の性的健康ガイド ブログのリンクからアクセスできます。膣の乾燥は治療可能な症状であり、適切な治療を受ければ、女性の性的健康と生活の質を改善することができます。. 潤いや弾力がなくなっていくと、膣が「萎縮性膣炎」のように炎症を起こしやすくなります。 萎縮性膣炎の主な症状として、以下のようなものがあげられます。. HRTとはHormone Replacement Therapyの略です。更年期にかけて減少するエストロゲンを外的に補充します。 内服薬、貼付薬、ジェルなどがあり、エストロゲンとプロゲステロンが入っているもの、エストロゲンだけのものなどがあります。 更年期症候群の全身症状がある場合にはHRTを行いますが、GSMの症状のみ(局所の症状のみ)の場合は腟剤飲みの投与を局所的に行います。エストロゲンが腟粘膜へ直接作用することで症状の緩和が見込めます。. 本当に閉経していたら、基本的には妊娠しないはずです。 しかしながら、妊娠しない可能性はゼロとはなりません。生理が来なくて閉経したと思っていたら実は閉経しておらず、自然妊娠してしまったというケースもありえます。. 閉経とその性的健康への影響 閉経期のホルモン変化 閉経は女性の人生における自然な段階であり、通常は 45 歳から 55 歳の間に起こります。この期間中、体内では重大なホルモン変化が起こります。特に、エストロゲンとプロゲステロンのレベルの低下は、女性の性的健康に影響を与える可能性があります。ホルモンのエストロゲンは、性的欲求を維持し、膣組織を健康に保つ上で重要な役割を果たします。エストロゲンレベルの低下は、膣の乾燥や性的欲求の低下を引き起こす可能性があります。 エストロゲンが不足すると、膣組織が薄くなり、弾力性が低下します。これにより、性交中に不快感や痛みが生じることがあります。さらに、膣の自然な潤滑力の低下により、性交が困難になり、女性の性生活の質に悪影響を及ぼす可能性があります。 性的嫌悪感を引き起こすホルモン欠乏症はどれですか? 更年期、性の相談 (「現代のエスプリ 性の相談」(平成16年1月1日発行)に掲載) 「前編」 一、更年期とセクシュアリティ. あくまでも1つの研究結果なので、 これで絶対的な因果関係を証明するものではありません が、このテーマで他にあまり大規模な研究がなく、現時点では貴重な知見だと思います。.